第18号 (令和04年) 県立高等学校における『通級による指導』実施に関する請願書
受理日：令和4年8月26日
付託委員会：文教警察委員会
付託日：令和4年9月28日
三森文徳
議決日：令和4年10月19日
議決結果：採択
要 旨
１．請願の趣旨
『通級による指導』を必要とする生徒が在籍する県立高等学校での着実な実施を求める。
２．請願の理由
国の制度の改正により2018年度から、高等学校における『通級による指導』の実施が可能となり、栃木県でも2019〜2021年度の３年間研究校において実践研究し、全ての県立高等学校において校内支援体制の整備を推進するとしてきました。
３年間の実践後、本年度からの通級による指導が多くの県立高等学校で実施されることを待ち望んでいた生徒と保護者は、未だ十分に進んでいない事に大きな不安を抱いています。
共生社会の構築の実現には、県立高等学校の『通級による指導』は欠かせません。
早急なる校内支援体制の整備と生徒、教員の理解を促進し、通常学級における障害のある生徒への支援の充実、相互に支え合う関係の構築に努めると共に『通級による指導』を必要とする生徒が在籍する県立高等学校での着実な実施を求めるべく要望します。