第45号 (平成16年) 「乳幼児医療費助成の現物給付を求める」陳情
受理日:平成16年12月6 日
付託委員会:厚生環境委員会
付託日:平成16年12月13日
議決日:平成17年10月7日
議決結果:不採択
一人の女性が生涯に産む子どもの数(合計特殊出生率)は低下するばかりです。栃木県でも昨年1.38と過去最低になりました。また、周産期死亡率の高さも依然深刻です。
これまで第258回栃木県議会定例会において、「乳幼児医療費無料の制度を国に求める」意見書提出の陳情が採択されたことは、若い夫婦はもちろん多くの県民の喜びとなっています。さらに助成の対象年齢の拡充がすすみ、就学前までとなったことは、全国でも誇れる施策です。
先に行われた知事選挙においても三人の候補者の方が、公約に現物給付の実施を掲げていたことは、私たちにとって大きな希望となりました。
窓口払いなしの文字通り無料化は、県民の長い間の切実な願いです。子育て支援の何よりの施策ではないでしょうか。
幼い子どもが急病のとき、財布の中身を心配しないで病院に駆け込めれば、病気も悪化させずにすみます。還付申請のための手続きの負担もなくなるのですから、どんなに助かることでしょう。
つきましては、貴議会が、乳幼児医療費助成の現物給付の実現のため、この陳情を採択してくださるようお願い申し上げます。
【陳情事項】
乳幼児医療費助成を現物給付とすること