第43号 (平成16年) 子育て環境に関する意見書を求める陳情
受理日:平成16年11月17日
付託委員会:厚生環境委員会
付託日:平成16年12月13日
議決日:平成18年10月10日
議決結果:採択
私たちは、日本の未来を担うすべての子どもたちを大切に育てていくために、民間保育所運営費をはじめとする国庫補助金削減等に反対します。
つきましては、本県議会におかれましては、国に対して次の事項を内容とする意見書を提出してくださるよう陳情いたします。
1 子育て支援の中核的役割を果たす認可保育所施策は国の責任で行ってください。
2 児童福祉法に定められた保育所最低基準は、子どもが心身ともに健やかに育つことを保障するためのものであり、認可保育所の運営費や施設整備費は水準を守るための最低限の費用として国が確保してください。
3 子どもにとって食事は心身ともに健やかに育つための源であり、「食育」は保育の根幹をなすものです。保育所における調理室必置の意義を再認識し、その設置を堅持してください。
4 「民間保育所に関する国の負担については今後とも引き続き国が責任を持って行うものとする」とした平成15年12月10日の官房長官、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣、自民党政調会長、公明党政調会長の六者間での合意の内容を厳守してください。