第875号 ふるさと農道緊急整備事業及びふるさと林道緊急整備事業の継続を求める意見書
議決年月日:平成14年6月17日
議決結果:可決
ふるさと農道緊急整備事業及びふるさと林道緊急整備事業の継続を求める意見書
ふるさと農道緊急整備事業及びふるさと林道緊急整備事業は、農山村地域における集落間又は集落と基幹的道路、基幹的公共施設等を結ぶ農道及び林道の整備を目的とするものであり、平成五年度に制度が創設されて以来、農林業の振興や農山村の交通の利便性の向上、地域の定住環境の改善など、地域の活性化に大きな役割を果たしてきた。
しかしながら、農山村地域における生活環境の基盤整備は、都市部に比較し、まだまだ立ち遅れている現状にある。このような状況において、ふるさと農道緊急整備事業及びふるさと林道緊急整備事業は、平成十四年度で事業終了となっているところである。一方、農山村地域は、依然として道路整備等による生活環境の改善の必要性があり、その整備には、地域住民から多くの要望が寄せられている。
よって、国においては、このような実情を勘案し、ふるさと農道緊急整備事業及びふるさと林道緊急整備事業の継続と事業内容の一層の充実強化を図るよう強く要望する。
右、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。
平成十四年六月十七日
栃木県議会議長 渡 辺 渡
内閣総理大臣
総務大臣
財務大臣 あて
農林水産大臣
衆参両院議長