第127号 東日本大震災に際し被災地で活動する自衛隊等及び諸外国に感謝する決議
議決年月日:平成23年10月14日
議決結果:可決
東日本大震災に際し被災地で活動する自衛隊等及び諸外国に感謝する決議
平成二十三年三月十一日に発生した東日本大震災は、我が国に最大規模の災害をもたらし、津波や東京電力福島第一原子力発電所における重大事故など、想像を絶する甚大な被害を発生させた。
被災地の自治体組織や防災組織が壊滅的打撃を受ける中、自衛隊をはじめ、警察、消防機関等にあっては、直ちに被災地に入り、人命救助、生活支援、行方不明者捜索、遺体の収容、瓦礫の撤去、そして、自らの被曝をも顧みず破壊された原子力発電所での注水活動など、揺るぎない使命感の下、黙々と困難な作業に挺身された。特に、本県の第十二特科隊、中央即応連隊、第三百七施設隊は、被災地において支援活動の中心的役割を果たした。また、「トモダチ作戦」を実施したアメリカ合衆国をはじめ、諸外国から多大な支援を受けたことも忘れてはならない。
厳しい環境の下、今でも被災地で捜索、復旧、復興活動等に総力を挙げて取り組まれている自衛隊等及び諸外国に対し、本県議会は深甚なる敬意と感謝の意を表するものである。
以上、決議する。
平成二十三年十月十四日
栃 木 県 議 会