第115号 女性管理職の積極的登用を求める決議
議決年月日：平成15年10月6日
議決結果：可決
女性管理職の積極的登用を求める決議
男女が互いにその人権を尊重しつつ責任を分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現は、喫緊の課題である。
本県においても、男女共同参画社会の早期実現を目指して、本年四月に「栃木県男女共同参画推進条例」が施行されたところである。
地方分権の時代を迎え、住民に身近な行政に携わる地方公共団体の政策決定は、一人ひとりの住民の生活に大きな影響を与えることから、政策・方針決定過程への女性の参画が、極めて重要となっている。
本県行政の推進に当たっては、本年四月に、本庁部長級職員に初めて女性職員が登用されたところであるが、今後一層、女性職員の職域の拡大、積極的な登用を図るなどにより、副知事に限らず、部長・課長職等、管理職的地位に幅広く女性職員を登用し、政策決定に参画させるべきである。
よって、本県議会は、女性が政策決定の場に参画することを多くの県民が望んでいることに鑑み、県行政のあらゆる分野に女性職員を積極的に登用することを要請するものである。
右決議する。
平成十五年十月六日
栃 木 県 議 会