第1117号 北朝鮮による日本人拉致問題の完全解決等を求める意見書
議決年月日:平成28年3月24日
議決結果:可決
北朝鮮による日本人拉致問題の完全解決等を求める意見書
去る二月七日、北朝鮮は、前月の核実験に続き、人工衛星の打ち上げと称して事実上の長距離弾道ミサイルの発射を強行した。
これら北朝鮮による度重なる暴挙は、我が国を含む北東アジア地域と国際社会の平和と安定に重大な脅威をもたらすとともに、核軍縮・不拡散体制を推進する国際的な努力に対する挑発行為であり、唯一の被爆国である我が国としては、断じて容認することはできない。
政府は今回、新たな制裁措置として、再入国禁止の対象を核・ミサイル技術者に拡大したほか、全ての北朝鮮籍船舶の入港禁止などの日本独自の制裁措置を決定したところであり、これらの制裁措置を具体的な成果につなげるよう、厳しい態度を持って実行に移さなければならない。