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請願・陳情 議決結果一覧

詳細情報

請願・陳情名

第12号 (平成15年) 東大芦川ダムの建設促進について

受理年月日

受理日:平成15年6月5日

付託委員会

付託委員会:土木委員会
付託日:平成15年6月20日

紹介議員

議決結果

議決日:平成15年6月30日
議決結果:採択

内容

 東大芦川ダムは、県が起業者として昭和四十八年から始まった事業であり、水没関係者は、鹿沼市民の水の必要性や大芦川の災害等を理解され、苦渋の選択をして事業に対し協力したものと思慮しております。
 しかし、ダム見直しを掲げた福田知事の当選以来、俄かに反対運動が展開され、水没関係者は苦渋の選択をした以上に心労がたまり、仕事も手につかない状況にあると聞いております。
 最近の風潮としては、ダムは全て「悪」であると決め付けられておりますが、これまでに建設されたダムは全て不必要なものでしょうか。平成十三年に商工会議所を始めてとして関係団体などが実施したダム推進署名では、六八、六六五人の署名が集まり、ダム反対市民会議等による三九、五九一人を大きく上回った結果が得られました。署名反対の声だけが大きく取り上げられていますが、ダムの目的、用途によって推進すべきものと考えております。
 東大芦川ダムの目的の一つには、鹿沼市の生活用水を確保するという取水権の問題があります。
 市の上水道は、全て地下水に依存しており、年々取水井の水位は低下しておりますし、過去に数ヶ所の地域において発がん性物質が発見されたように、地下水汚染も心配であります。
 水道普及率も県内十二市で最下位の状況であり、市内全域二十五ケ所で地下水の新規水源調査を実施しましたが、鹿沼市の地形や地層の特性から新たな水源の確保は期待できない状況にあります。
 また、大芦川の中下流におきましては、台風の度に堰や堤防が破壊されるなど大きな被害を受けております。更には、平成十三年には余笹川の水害時に匹敵するような降雨量が日光方面で発生しており、地球温暖化現象などを考慮するとダムによる地域対策が最善の方法と考えております。
 平成十四年二月には「大芦川流域検討協議会」が設置され、大芦川流域の在り方について検討が行われてきましたが、大所高所からの議論ができないばかりか、個人的な誹謗・中傷などにより、私はあまり意味のない会議であったと認識している次第であります。
 今後は、県庁内に設置した「東大芦川ダム建設事業等検討委員会」において、再度、検討が行われると聞いておりますが、大芦川中下流の治水対策や鹿沼市の水源の問題など十分検証いただき、栃木県が一日も早く東大芦川ダム建設に着手できますよう、県議会からも再度、強い働きかけをお願い申し上げます。

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