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第63号(平成13年) 県庁舎保存活用に関する陳情

受理番号 第63号
(平成13年)
受理年月日 平成13年11月26日
付託委員会 総務企画委員会 委員会付託年月日 平成13年12月13日
議決結果 不採択 議決年月日 平成14年3月22日
紹介議員
第63号(平成13年)
  県庁舎保存活用に関する陳情

一、陳情の趣旨
 県庁舎本館を文化的財産としてとらえ、地域活性化の拠点として、民間活用も視野に入れた保存活用を図ること。
二、陳情の理由
@県が本年公表した平成八年度「県庁舎現状調査報告書」(とちぎ総研)では、『文化的・歴史的価値が高く、本県出身の佐藤功一博士が設計した現存の建物の中で傑作』と評価され、しかも彼の設計した四つの県庁舎の中で一番完成度が高いとされています。この報告書について議会での再検証が求められます。
A一九九三年、県議会の県庁舎及びその周辺整備調査検討会より取り壊しやむなしの答申が出ましたが、その後、全国各地で行政が歴史的建造物の保存に積極的に取り組み始めています。また、佐藤功一設計の建物は、次のように保存活用されています。
■ 東京都は一九九七年に景観条例を制定し、一九九九年、日比谷公会堂を歴史的建造物に選定。
■ 滋賀県庁舎は、一九九九年に八千六百万円で耐震補強完了し継続使用。
■ 群馬県庁舎は、本年保存修復が完了し、現在、国民文化祭の会場として使用され、その後の活用計画も決定。
B県民、とりわけ宇都宮市民、また建築や文化・歴史の専門家たちが、保存を望み、その意思が明確にされています。
■ 昨年十一月の県知事選で、県庁舎建てかえの見直しを公約にした福田知事が当選。しかも、宇都宮選挙区ではその差が歴然。
■ 本年六月、宇都宮市を中心として二週間で集められた県庁舎保存の署名が、約一万二千人に及んだ。
■ 建築や文化・歴史の専門団体が、保存の要望書を提出。(日本建築学会、栃木県建設業協会、宇都宮商工会議所、栃木県建築士会、栃木県市町村文化財保護委員会協議会、栃木県歴史文化研究会)
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