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第14号(令和02年) 「川の日を国民の祝日に定めること」を求める意見書に関する陳情

受理番号 第14号
(令和02年)
受理年月日 令和2年11月30日
付託委員会 県政経営委員会 委員会付託年月日 令和2年12月17日
議決結果 採択 議決年月日 令和2年12月25日
紹介議員
第14号(令和02年)
  「川の日を国民の祝日に定めること」を求める意見書に関する陳情

要  旨
1 趣旨
 私たち「川の日を国民の祝日にしよう会」は、国土交通省が定めた7月7日「川の日」制定趣旨を理解し実践するべく、川の恩恵を享受していることに感謝し、一人一人が川の大切さを考え直すきっかけの記念日として国民の祝日にすることを目的に平成28年1月より県内全市町議会への陳情活動を行って参りました。
 その結果、平成29年9月末で、県内全ての25市町議会から賛同を得ました。
 今後は、県議会の賛同を得て、国への要望活動と河川愛護の取り組みを進めて参ります。
 つきましては、「川の日」を国民の祝日に定めることを求める意見書を栃木県議会において国に提出して頂きたく、ここに陳情します。

2 理由
(1)山の湧水から生まれ、生命体の命の水となって川となり海へ流れ込んでいます。
   その古から変わることのない「生活の知恵」が自然環境生態系を創り出しています。
   古来、人々は川の自然と向き合い歴史や地域の文化を育んできています。
   そして、その文化によって河川の景観が作り出されています。
   日々の暮らしに切っても切れない自然美豊かな川との付き合いで、大きな恩恵を享受していることを感謝するため。
 (2)川は人々に美しい自然との触れ合いやレクリエーションの場を提供しているため。
    恵まれた清流や野生の動植物に向き合う貴重な体験は、人々の五感を楽しませてくれます。特に子供達には健康な心が培われると共に感性が磨かれ創造力が養われます。
 (3)「天災は忘れた頃にやって来る」の警句のように油断してはいけない。
    突然の川の猛威(自然の力)への対策を怠らずに、常日頃から川の恐ろしさを学習するため、そして大切な川(自然)の保護と防災そして利水・治水・親水を有効に活用するため官民一体となり対策に万全を期するため。
 (4)川に流れる水の恩恵を受けて、希少価値の小さな命が当たり前のように懸命に生きている姿を見て、勇気と元気を貰っている自然環境を守り育てるため。
 このように自然の川には、「偉大さ・魅力」と「怖さ・リスク」の二面性があります。
 この大切な川に対し国民一人一人が感謝し、しっかりと向き合い考え直すきっかけとして、国民の祝日にする必要があると考えます。
 ふる里栃木には海がなくても山紫水明の豊かな自然資産があり、そのふる里を感じるのは身近に流れている多くの清流であります。
 この住み良い栃木県から「川の日を国民の祝日にしよう」と全国に先駆けて発信し、行動を起こした私たちの趣旨をご理解のうえ、栃木県議会においてこの意見書を国に提出して頂くよう陳情いたします。
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