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第18号(平成24年) 塩谷地区における県立高校普通科の募集定員の確保等に関する請願

受理番号 第18号
(平成24年)
受理年月日 平成24年9月5日
付託委員会 文教警察委員会 委員会付託年月日 平成24年9月27日
議決結果 採択 議決年月日 平成24年12月27日
紹介議員 花塚隆志
第18号(平成24年)
  塩谷地区における県立高校普通科の募集定員の確保等に関する請願

要旨
1 請願の趣旨
(1) 塩谷・南那須学区のうち特に西部地域において、県立高校の普通科の募集定員を確保すること。
(2) 宇都宮学区との共通学区の設定、宇都宮学区内の高校の学区外受入枠の拡大、あるいは学区の撤廃等により、塩谷町の中学生が他学区の高校に入学しやすくなるような措置を講じること。
  
2 請願の理由
 県立高校再編計画の実施により塩谷・南那須学区では、喜連川高校、烏山女子高校が統合閉校となり、塩谷高校も今年度をもって統合閉校となります。また、矢板東高校は今年度から中高一貫教育校として附属中学校が開校したことに伴い、高校の募集定員は200名から160名に削減され、さらに再来年の入試からは90名に削減される予定となっております。しかも、矢板東高校は、中高一貫教育校化に伴い学区が県内全域となるため、地元の中学生にとっては心理的な面を含めて入学しやすい高校ではなくなってしまいます。
 こうした一連の改革は、急速に進む少子化や生徒の学習ニーズの多様化を考えると理解できないものではありません。しかしながら、通学のための公共交通機関が限られている塩谷町にとっては、矢板東高校の募集定員削減と塩谷高校の閉校により、将来大学進学を目指す多くの中学生が希望する普通科が、通学が容易な地域において大幅に減少してしまうという極めて深刻な事態を招いております。
 次代を担う子どもたちの教育環境を守り、さらに発展向上させていくことは、現に小中学生を子に持つ保護者の責務であるだけでなく、すべての塩谷町民全員の願いであり、特に上記請願の趣旨に述べた点について、県に対し強く望むものであります。
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