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番号 | 第966号 | 議決年月日 | 平成19年6月26日 |
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議決結果 | 可決 | ||
道路整備財源の確保を求める意見書 本県においては、昨年の人口十万人当たり交通事故死者数は全国ワースト3となっており、宇都宮市をはじめとする都市部や日光、那須などの観光地では深刻な交通渋滞が発生するなど、県民の安全な暮らしや活力ある経済活動を確保する上で、道路の整備は緊急の課題となっている。 このような中、国においては、「道路特定財源の見直しに関する具体策」を閣議決定し、道路歳出を上回る税収は一般財源とすることを可能とする改正法案が平成二十年通常国会に提出されようとしているが、地方においては、通学路などの歩行者の安全確保や交通渋滞の解消、さらには既存ストックの適切な維持補修など、道路整備に対するニーズや課題が山積しており、そのための道路整備財源を確保することが必要不可欠である。 よって、国においては、地方の道路整備の重要性を深く認識し、左記の事項について格段の措置を講じるよう強く要望する。 記 一 地方が真に必要としている道路整備が遅れることがないよう地方の声や道路整備の実情に十分配慮すること。 二 道路特定財源については、一般財源化など他の目的に使用することなく、全額道路整備財源として確保すること。 三 道路特定財源の地方への譲与割合を高めることなどにより、地方の道路整備財源の充実強化を図ること。 右、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。 平成十九年六月二十六日 栃木県議会議長 石 坂 真 一 内閣総理大臣 総務大臣 財務大臣 あて 国土交通大臣 衆参両院議長 |