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番号 | 第1147号 | 議決年月日 | 平成30年12月17日 |
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議決結果 | 可決 | ||
放課後児童クラブの質の確保を求める意見書 放課後児童クラブでは、就労等により保護者が昼間家庭にいない子どもに対し、放課後等に、児童厚生施設等を利用して、適切な遊びや生活の場を提供することにより、子どもの状況や発達段階に応じた健全な育成を図っている。 女性の就業率の上昇等に伴い、放課後児童クラブの利用児童数は増加の一途にあることから、子どもが安全に安心して放課後等を過ごせる放課後児童クラブのニーズはますます高まっており、同時に、放課後児童クラブの質の確保が求められている。 国においては、利用する子どもが、明るく衛生的な環境において、素養があり、かつ、適切な訓練を受けた職員の支援により、心身ともに健やかに育成されることを保障するために「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」を策定し、放課後児童クラブとして必要な水準を示している。 市町村においては、国の基準の趣旨を踏まえた運営を行っているが、年齢や発達の状況が異なる子どもが同時にかつ継続的に利用する状況を鑑みると、子どもの安全の確保を最優先に、子どもの主体性を尊重し、健全な育成を図るためには、豊かな人間性と倫理観を備え、必要な知識及び技能をもって育成支援に当たることのできる放課後児童支援員の適正な配置が必要であると考える。 よって、国においては、「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」の趣旨を十分に踏まえ、放課後児童クラブにおける全国的な一定水準の質を確保する取組を進めることを強く要望する。 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。 平成三十年十二月十七日 栃木県議会議長 五 十 嵐 清 内閣総理大臣 財務大臣 厚生労働大臣 内閣府特命担当大臣 あて (少子化対策) 衆参両院議長 |