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番号 | 第1140号 | 議決年月日 | 平成30年3月22日 |
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議決結果 | 可決 | ||
山岳事故防止対策等を求める意見書 平成二十九年三月二十七日、那須町において雪崩事故が発生し、生徒七人と引率の教員一人が亡くなるとともに、数多くの生徒、教員が負傷した。 本県では、事故の状況、課題等について検証を行うとともに、事故の再発防止に関する提言を行うことを目的として、那須雪崩事故検証委員会が設置され、昨年十月十五日に報告書が提出されたところである。 報告書では、事故発生原因や課題等が指摘されるとともに、事故を繰り返さないための七項目の提言がなされ、これを受け、本県では、本年一月九日に「那須雪崩事故を教訓とした学校安全のための取組」を策定し、事故の再発防止に向け、積極的に取り組んでいくこととした。 よって、国においては、高校生等の安全な登山活動を推進するため、次の全国的かつ専門的な事項について早期に実現するよう強く要望する。 記 一 登山等の基礎的な知識や計画作成、事故防止等に関する指導者用資料を作成し、継続的に指導者に提供すること。 二 高校生等の登山等の安全確保に関する部活動の顧問等を対象とした研修体制を強化すること。 三 雪崩等の気象災害に関する詳細な予報システムの開発や一層丁寧な気象情報の提供を行うこと。 四 登山者等の位置検知システムの導入促進を図ること。 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。 平成三十年三月二十二日 栃木県議会議長 小 林 幹 夫 内閣総理大臣 総務大臣 文部科学大臣 あて 国土交通大臣 環境大臣 衆参両院議長 |