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第110号 県庁舎整備・思川開発事業等のダム問題の早期解決を求める決議

番号 第110号 議決年月日 平成13年3月23日
議決結果 可決
     県庁舎整備・思川開発事業等のダム問題の早期解決を求める決議

 県庁舎の整備については、議会としても議論を尽くし、かつ県民懇談会の提言も取り入れて整備を進めていたものである。現在の県庁舎は、老朽化や狭隘化が著しく、二百万県民のサービスの拠点、防災の拠点として十分な機能を有しておらず、また、県が進めようとしているバリアフリー化や電子県庁化にも適していない状況にあることは明白である。
 こうした状況を認識し、現在凍結中である県庁舎整備を早期に再開すべきである。
 また、思川開発事業及び東大芦川ダム建設事業については、新たに設置された思川開発事業等検討委員会の協議を経て今後の方針が決定されるようであるが、議会としては、これらの事業が、安全で安心な住民生活を確保する上で重要な事業であり、また、下流地域への影響等広域的な問題であると認識し、治水、利水の両面にわたり長年検討し、積極的に進めてきたものである。
 よって、鹿沼市をはじめ、関係自治体の意向も十分踏まえ、事業を推進すべきである。
 なお、現在、建設予定地の住民との間で生活再建のための補償交渉あるいは用地交渉という重要な時期にあるが、このような状況下にあって、長年にわたり不安定な生活を余儀なくされてきた地元関係者の不安は極限に達しており、その生活再建には最大限の配慮をするよう、強く要望する。
 右決議する。
  平成十三年三月二十三日
                栃  木  県  議  会
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